春:出産のシーズンです。
その準備から出産の介助、そして仔ヤギが離乳して、里子に出ていくまでが、一年でいちばん慌ただしく、また、楽しい時期になります。
冬毛が抜けおちる換毛期です。
春先からは、青草も伸びてきますので、放牧が始まります。
夏:離乳の頃から日に2回の搾乳を行います。たくさん青草を食べ、たくさんのミルクを出してもらいます。
蚊が出てくる季節ですので、小屋の窓を網戸にし、腰麻痺を予防する駆虫を施します。
梅雨の湿りや真夏の暑さには弱いため、とくに通気や衛生に気をつけて育てます。
風のない灼熱の夏日などは、パドック内にスプリンクラーで散水したりして、暑さをしのぐようにしています。
秋:暑熱もやわらいで、ヤギにも過ごしやすい季節です。
青草を惜しむかのように食べ、枯葉なども好みます。
発情がやってきます。翌春に向けた準備がもう始まるわけです。
晩秋には、野の草もほとんどなくなり、乾草に切り替えることになります。
冬:比較的寒さには強い方なので、暖房などで保温する必要はありませんが、雪の季節は、ヤギにとっても閉じこもりがちなシーズンになります。
出産の2-3ヶ月前には「乾乳」と言って、お乳を止めます。体をじゅうぶん休ませる大事な時期になります。
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