放牧に必要な広さは、生えている草の質や量にもよりますが ヤギ1頭あたり1.33aが目安と云われています 1aとは、10m×10mの面積です。
周囲に巡らせる牧柵には、木や金網のフェンスで固定する場合と、電気柵で簡易に移動できるものがあります
仔ヤギのときは、ほんの小さな隙間からもぐり出てしまうので注意が必要です 牧柵の外に出ることを覚えると、脱柵癖がついてしまいますので、まずは抜けだせない牧柵づくりが大事です
脱柵癖のないヤギは、うっかり扉を閉め忘れるなどて、外に出てしまったときでも、遠くには行かず、その周りをうろうろしています
ただし、雄ヤギは、特に発情期はメスを求めて彷徨しますので、意識的に柵を跳び越えようとするし、場合によっては破壊します。頑丈で1.5m以上の高さの柵が必要となります
金網で牧柵を巡らす場合、斜面部などでは金網を二重にして隙間を埋める必要があります。複雑に重なり合った狭い網目にからまって、骨折を起こすことがあります。注意が必要です
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