落ち葉の季節になりますと、海苔のようにパリパリと好んで食べます。落ちて間もない、新鮮な(?)枯れ葉は好物のひとつです。
枯れ葉、とくに茶褐色のものには、タンニンが含まれています。これが、「抗菌作用」や「殺菌作用」をもたらすようです。
落ち葉や木が倒木すると、川の水質が「ブラックウォーター」になると言われます。タンニンやフミン酸という成分が溶け出すことでつくられます。
このブラックウォーターで飼育している魚の病気や感染症のリスクを大幅に軽減できることでも知られており、熱帯魚飼育でも、マジックリーフなどの枯れ葉を用いたり、水質調整剤で意図的にブラックウォーターを作り出すことがあります。
飼育の基本は「健康」ですから、枯れ葉食いも、この健康維持に役立っているのかも知れません。
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