心あるヤギ飼いさんには誰しも悩ましい課題です ヤギの角は自分を守るためにあるものだから除角はしないという考えの方もいます
ただ、角は事故や怪我のもとにもなるので、除角したヤギの方が圧倒的に飼い易くなります
私は生後1週間を目処にしてすべての子ヤギに処置します 牛用のデホーナーという器具と数種類の大きさの六角レンチ、七輪を使い、角芽を焼き切るという方法です 小道具としてマジック、はさみ、あとは動物用赤チンも必要です
いくつかコツもありますので、文字で表現しようとすると回りくどくなります 私が敬愛する愛知ヤギ牧場の門田さんが、この除角の模様を動画にアップしていますので、参考にしてください
牡ヤギは角芽の勢いが強く大きいので、様子次第で生後3-4日で早めに処置することもあります 角芽が完全に除去されないと変形した角が生えてきます 数週間、観察して再度除角することもあります
私は除角にあたっては獣医の方の協力を得て、全身麻酔をかけて処置します 費用はかかりますが、ヤギ、人間、お互いの精神の安寧のためです
除角瘡はやがて癒えて消えます 処置後2ヶ月程度で毛で覆われて分からなくなります
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