私は、血統管理をきちんと行っております ブランド志向だからではありません イヌやネコの純血統種とは意味合いが異なりますが、それは「私のヤギ飼い記」12項に書きます ここでは血統登録の事務手続きのことを説明します
血統登録できるヤギは、日本では日本ザーネン種のみです アルパイン種やシバヤギなどには制度がありません そもそも今の日本に純血のアルパイン種はいないのではないかと想います 父・母ともに血統登録されていれば、問題なく産子登録できます 父・母のいずれかが本当は純血なのに登録されていない場合は、残念ながらその子は産子登録を受けられません そういう場合に備え、基礎登録という制度があるようです 詳しくは窓口にお問合せください
血統登録の窓口は、各都道府県の畜産技術協会になります 私の住む秋田には県支部がないため、「公益社団法人・畜産技術協会」に直接申請します
産子登録と本登録がありますが、私は産子登録のみ行っています 基本的なルールは、離乳前の生後2ヶ月まで行うことになっています 実際には生後2ヶ月以降6ヶ月まで受付けてくれます
申請書に人工授精証明書や写真(正面、上面、左側面、右側面、背面、頭頂部、生殖部)を添付して電子申請しますと、ほどなく登録書と耳標、請求書が送られてきます 所定の金額を振り込んで手続き完了です
耳標(タグ)は、タガーという器材をアルコール消毒して使い、左耳に打ちつけます
その瞬間、ヤギは痛がってのけぞりますので、ひとりが抱きかかえ、ふたりがかりで行うと良いでしょう 小頭飼いで個別管理が十分可能な場合は、装着しなくても良いと思います 耳標の装着がないヤギは、公的に血統ヤギとは認められないでしょうが、私もつけていません その理由は、「私のヤギ飼い記」12項を読んでいただくと察しがつくと思います
いずれ血統登録されているとヤギの出自は明らかになります 登録されることをお奨めします
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