私には、ヤギと子どもたちを結びつけたい、という夢があります。小学校と連携して「ヤギのいる学校」づくりができないか、ということです。
毎春、子ヤギが誕生しますと牧場に見学者がやってきます。殆どはお子さん連れです。そして、子どもとヤギたちの風景が実にいいのです。
春に産まれた子ヤギが、学校の夏休み明けに入学します。少し遅い入学式をやってもらいます。兄と妹の2匹が良いのではないかと思っています。オスは去勢します。
その秋の11月頃、メスに発情が来たら、人工授精を施します。
制度的にはレンタルが良いと思っています。つまり、ヤギの持ち主は私のままです。学校の冬休み期間などは私の牧場に戻して飼えば良いのです。
翌年の4月には新入生が入学します。そして、ほどなく子ヤギが誕生します。子ヤギは育っていき、独り立ちできる頃に夏休みが、またやってきます。
これでワンクール1年です。
今、近所の小学校の校長を交えて、いろいろ相談しています。先の項で「ヤギとビジネス」の話しをしましたが、私にとってヤギは、ビジネス(産業)の領域というより、日常の生活や暮らしの中にあります。学校という存在もまた、地域の生活の中に在ります。
そこにヤギが居て欲しいのです。
<雪だるまと子どもとヤギ>
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